入園・入学前の子供の不安のもと〈バーストラウマ〉
3月もあとわずか、4月の新しい学校生活を控え、緊張をしている子供も少なくないと思います。
小学校、中学校、高校、大学。。と、いくつになっても、新しい環境に飛び込む前は怖いものです。
それは、入園、入学のような節目に、心の奥に隠れていた出産前後の心の傷(バーストラウマ)が顔を出してくるからです。
代表的なのは「お母さんと離れた不安」です。
例えば、産院で何かの理由で新生児室に預けた場合。
時間の感覚もなく、状況も把握できない赤ちゃんは。。。
「お母さんが突然いなくなって怖い」「ボクがダメだからいなくなったの?」「きらわれたんだ」
と、勘違いをして、大人の想像を超えるショックと不安を感じます。
その時のネガティブな感情が出やすいのが、お母さんと離れる体験をする入園、入学の時なのです。
大泣きしたりお母さんにしがみついて離れなかったり。
その場合は、あの時のあの気持ちかな。。?と想像して、その気持ちに寄り添う言葉をかけてあげます。
例えばこのように。。。
「赤ちゃんの時にお母さんがいなくなって不安だったんだね、怖かったんだね。きらわれたっておもったんだね。あの時は、お母さんの体を休めるために助産師さんにあなたを預けたの。きらいとかダメだからではないよ。ちゃんと大好きだったのよ。」
たとえ子供に当時の記憶がなくても、深層意識が聞いているはずです。
そして、泣いたらしっかり泣かせてあげて、ネガティブな気持ちを外に出してあげます。
一度でおさまらなくても、何度も伝えていくことで、納得していきます。
幼い時に表面化して勘違いの気持ちが書き換われば、その後の成長過程において、同じパターンを繰り返しません。
ですから、こうして表面にあらわれることは、決してわるいことではないのですね。
また、バーストラウマにはちゃんとメリットもありますので。。。^^
5日前の新横浜公園にて
入園、入学前はお母さんの方もソワソワドキドキしてしまいますね。
子供が成長する時を見守ってあげましょう。
皆さま、素敵な一週間をお過ごしください
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癒しのティールームで学ぶマザーレッスン
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Motherly lessons you can learn from a relaxing British tearoom